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2018年5月11日 (金)

第380号 「宝くじは、優れた資金調達ツール」

<今回の執筆者:天月珠美>
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こんにちは、天月珠美です(^^)
 
 
今日は「ドリームジャンボ宝くじ」の抽選会ですね~。
皆さん、買いました(^^)?
 
 
いまのような形の宝くじができたのは、16世紀のオランダで町の建設や要塞構築などの「資金調達」として発行された記録があるそうです。
 
そうなんですよ、
 
「宝くじ」
 
というのは、資金調達のすごく有効な手段なんです。
(* ̄▽ ̄*)ノ"
 
 
前回、「寄付」ということについて書きましたが、クラウドファウンディングのように何かしらの「利得」が付くことで、何もなしで寄付を募るよりもお金が集まりやすいわけです。
 
その端的なものが宝くじということです。
 
 
宝くじの公式サイトによると、
平成28年度の販売実績額は、8,452億円です。
 
その内訳は
 
・当選金は、3,959億円で販売額の46.8%。
・販売のための費用が、1,038億円で、12.3%
・社会貢献広告費が、107億円で、1.3%
・公共事業の費用が、3,348億円で、39.6%
 
 
これを経営(商売)の損益計算的に考えると、こういうことです。
 
売上:8,452億円
仕入:3,959億円(46.8%)
粗利:4,493億円(53.1%)
一般販売管理費:1,145億円(13.6%)
販売経費:1,038億円
広告宣伝費:107億円
営業利益:3,348億円(39.6%)
 
むちゃくちゃ儲かる商売でしょ!!
 
 
もちろん、この「営業利益」がすべて社会還元されているわけですけどね。
 
 
仮にこれを企業が営利目的でやったとしたら、税金を払ったとしても、
2000億円の「税引き後当期利益」(最終的な儲け)
がでるわけです。
 
だから、宝くじは国以外は法律上やっちゃいけないんですよ(笑)
 
また、宝くじに近いような「景品付き商品」の販売も、景品表示法で規制されています。
 
なぜなら・・・
例えば、スターバックスが
 
「コーヒーに100円足して、1000万円をゲットしよう!」
 
なんてキャンペーンをやったら、バカ売れしちゃうと思いませんか?
 
ちなみに、100円というのは、しょっちゅう販売している「東京都宝くじ」の1枚の値段、その1等が1000万円です。
 
 
 
さて、
 
最終的な収益である3,348億円がどのような公共事業に使われているか、というのが公表されています。
 
H27度はこれです
http://www.takarakuji-official.jp/about/proceeds/001_h27.html
 
見ていただければお分かりのように、確かに社会の役に立つものが多いですよね。
子育て関係の事業も結構あります。
もしかすると、「こういう事業にだったら寄付してもいいな」と思うかもしれません。
 
 
でも、ですよ
 
この3,348億円を集めるには、お金を使える年齢の国民全員から、一人約3,000円を貰わないといけないわけです。
 
「社会事業を推進するために、年間3000円寄付してください」
 
と言われて、しますか(^^)?
 
 
これができてしまうのが「宝くじ」のスゴさなんです。
 
販売額と当選金額を比べていただければわかりますが、
当選金額としては、47%ぐらいなんですよ。
 
つまり、仮にドリームジャンボを10枚(3000円)買ったとしたら、
1500円は確実に胴元の懐に入るわけです。
()( )( ) (  ̄) (  ̄―) ( ̄∇ ̄)ニヤッ
 
残りの1500円だけが、(自分を含めた)購入者に不均等に配布される、というわけです。
 
極端な話ですが、
今回のドリームジャンボの販売予定数1億7000万枚を、ウルトラ大富豪が全部買い占めたとします。
購入金額は、510億円です。
 
当然、1等から末等まで、すべて当たります。
でも、当選金の総額は、約255億円です。
(すべての等の当選金と当選数を掛け合わせれば計算できます)
 
つまり、全部買い占めても、確実に「大赤字」なんです。しかも、半分も(笑)。
絶対に、元は取れません。
(少ない枚数で、高額当選するからこそ、宝くじを買う意味があるんです)
 
 
購入者は、払った額の半分を無意識のうちに「社会貢献事業に寄付」しているわけです。
 
時々、宝くじを買う人を馬鹿にする発言をする人がいますが、
 
「だったら買った人以上に社会事業に寄付しなよ」
 
と言いたくなります(笑)
 
 
 
さて
いろんな「ジャンボくじ」がありますが、なぜジャンボなんだと思います?
 
もちろん、1等の金額が大きい、ということなのですが、それは「当たった」時の倍率がものすごく高い、ということなんです。
 
さっきの東京都くじの場合、1枚(100円)で1等当てたとすると、その倍率は10万倍です。
でも、ドリームジャンボだと、なんと100万倍なんですね~。
 
宝くじ売り場に、よく「本日、一粒万倍日」と書かれていたりしますが、1万倍じゃ、ぜんぜん足らないんですよ(笑)
 
 
 
社会のため、と思って、ぜひ宝くじをたくさん買ってください。
そして、もし高額当選したら、ぜひ慈善団体に寄付をして、さらに社会貢献を(^^)!
 
 
 
ではまた~(* ̄▽ ̄)ノ~~
 
 
 
 
 

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