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2018年4月20日 (金)

第377号 「父親と息子はわかり合えるのかなぁ」

<今回の執筆者:天月珠美>
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こんにちは、天月珠美です(^^)
 
 
「流星ワゴン」という小説を読んでいます。
 
以前TVドラマ化されたのを観たのが先だったのですが、たまたま末永が選んでくれた小説(僕が選ぶとジャンルが偏るのでランダムに買ってきてもらってるんです)が、これでした。
 
 
すごーくすごーく簡単に内容を紹介すると・・・
 
主人公は38歳のカズオ。
中学1年生の息子は家庭内暴力を振るい、妻はテレクラの常連で家族は崩壊。
そして自分は会社をリストラされ最悪の状態。
 
そんなカズオが、不思議な体験をします。
 
それは、まだ息子も穏やかで家族が壊れていない1年程過去に時々タイムスリップということ。
そして、そこには、今や末期ガンで死の床にある父忠雄が、カズオと同じ年齢で登場します。
 
現時代のカズオと父は大変仲が悪いのですが、タイムスリップ先では同じ年齢と言うこともあり、ほぼ対等に話をします。
そして、家庭が崩壊しないようにカズオは努力をし、父親がそれに協力するのですが、、、
 
というお話です。
(他にも登場人物はいるのですが、ここでは割愛)
 
 
ちなみに、ドラマではカズオ役が西島秀俊、父忠雄役が香川照之です。
(小説を読んで、改めてこの配役がドンピシャだったことに気がつきました)
 
 
この小説、人によって響く部分は違うと思うのですが、
僕は、カズオと父親が、お互いを理解していく過程とか心情とかにとても惹かれます。
 
つまり
 
「親父はそんなふうに思ってたんだ」
「カズオはそんなふうに受け止めてたのか」
 
という、もしかすると父と息子だからこそのすれ違いが埋まっていくという過程です。
 
実際、僕も父のことが大嫌いで、亡くなる数年前からほとんど会話もせず、危篤でも行かず(なので死に目に会っていません)、葬儀も母はすでに亡くなっており子供は僕だけなので仕方なく喪主をしたという状態でしたし、父の墓は別にしました。
(小説よりひどい状態ですね)
 
ドラマでもそうでしたが、小説はドラマより描写が細かいので、
西島秀俊と香川照之の会話をより細かくイメージすることができます。
 
僕の父と小説の父親はタイプは違いますが、しかし、父親を嫌う(というか憎む)感情とか、
自分が父親から嫌われている(あるいは疎まれている)感覚とかが、とてもリアルにわかります。
 
 
だから、もし僕がカズオと同じように、自分と同い年の父に会うことができたら、きっといろいろと分かり合えたんだろうなぁ、とか思いながら読んでます。
 
カズオが父親への憎悪を反省するシーンや、父親がカズオへの愛情をさりげなく伝えるシーンなどは、胸が痛みます。
 
 
昔、まだ僕が父と会話をすることがあった時期に、何かの時に父が
 
「親父ともっと話しがしたかったなぁ」
 
と言ったことがありました。
 
そんな気持ちが、今わかる気がします。
そんなことを思わせてくれる小説です。
 
 
 
ではまたヾ( ̄◇ ̄)ノ))
 
 
 
 
 

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